やっとウオッカが本来の姿を見せてくれました。
今日は前走とは違い、パドックでもいつもの「買いたくなる」ウオッカでした。
レースに行っても、直線の走りは迫力満点。
前走気になったことは、どこかに行ってしまいました。
マイルでこそ、と思うのは、この距離ならばああいう競馬ができるからです。
桜花賞までは追い込み一手の馬ではなかったわけですから。
別に上がりの時計を競っているわけではないんですから、終い止まって差し切れないのなら、早めに突き放してしまえばいいこと。
能力を全開にしなければ、競馬に使い続ける意味も無いでしょう。
この後は宝塚記念には使わないで、秋に備えて欲しいものです。
アルマダは太く見えました。
もちろん、香港の馬がそんな体でも走ってしまうことも分かってはいますが、馬体重を見てちょっと気になってしまいました。
香港から来る馬は発表される馬体重が10kや20kマイナスなのが当たり前なのに、今日のこの馬はプラスだったからです。
4角で先行勢の中で真っ先に手が動き出した時には、やはりダメか、と思いましたが、最後までしぶとく伸びてきました。
サイレントウイットネスのこのレースを思い出しました。
エイシンドーバーはこちらの期待したとおりの競馬をしてくれました。
直線で、ちょっと厳しいかな、と思ったところからもしぶとく伸びてきました。
好騎乗もありましたが、人気馬とそう差は無いのは一連の競馬でも明らかでしたから、ちょっと人気が無さ過ぎましたね。
スーパーホーネットは出遅れはありましたが、その後は大きな不利もありませんでした。
道中揉まれる位置ではありましたが、それにしても見せ場もなかったのは意外な負け方でした。
あんな形ではやはり府中のマイルは厳しいということでしょうか。
あるいは、美浦での滞在で馬体維持が出来たのは良いですが、肝心な調整はどうだったんでしょうか。
いつも通りの調教は出来なかったでしょうし、中身が伴っていたのかは疑問です。
スズカフェニックスは結局いつも通りの競馬。
終いの脚を確実に生かす、と言う意味では、府中は合わないかもしれませんし、少し距離も短い方が良いのでしょう。
グッドババはパドックでは差ほどでもありませんでしたが、地下馬道辺りからテンションが高くなって、スタート前にはかなりの入れ込みようでした。
昨年もそんなところがあったようですが(自分は覚えてはいませんが)、そんなことが競馬振りにも影響があったのでしょう。
昨年と同じような競馬になってしまいましたね。
結果は更に悪かったですが。


ここはエイシンドーバーを中心にしましたが、この馬は期待に応えてくれたものの、パドックアルマダを切ってしまいアウト。
迷っていたウオッカパドックで拾ったのですから、微妙なところでしたが。