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毎日王冠はダイワメジャーが３着に敗れました。
ちょっと強気に行き過ぎた感じもしましたが、それがこの馬の競馬ですからしょうがないですね。
この馬が負けるとしたらこういう形。
離れたところから一気に交わされる形です。
実際、隣にいた馬は押さえているわけですから。
本番に向けては上々のレースだったんじゃないでしょうか。
勝ったチョウサンには驚きました。
最高に上手く乗られて嵌った形ですが、鮮やかな勝ちっぷりでした。
使う距離を短くしてきてからかなり良くなってきているのは分かっていましたし、ＧⅢくらいなら十分通用しそうな感じはしていましたが、いきなりここで通用するとは思いませんでした。
思えば青葉賞でも期待した馬です。
そういう馬が時間を掛けて出世してきてくれるのはうれしいですね。
アグネスアークは馬体は少し減らしてきましたが、パドックの雰囲気は落ち着いて良く見えました。
チョウサンとは４角での内外の差でしょう。
春の時点での期待からは、このくらい走って驚きませんね。
ただ、天皇賞に出られたとしても、もう一回輸送に耐えられるかは疑問です。
京都大賞典はインティライミ快勝でした。
正直、今回の人気には違和感がありましたし、復活という言われ方にも疑問がありました。
この距離になって折り合えるかの不安もありましたし、ポップロックがいましたから、ここがＧⅠで通用するかの試金石だろうと思っていました。
しかし、上手く回りに馬を置いて折り合いを付けてあの切れ味。
春に中山で暴走していたのと同じ馬とは思えませんね。
復活というよりは本格化といったほうが良さそうです。
ダービーの時よりも遥かに迫力がありますし、強くなっていると思います。
しかし、今日に関してはアルナスラインに脚があったからこそ出て来られたことも確かでしょう。
あの位置に入らないと折り合えないのであれば、ＧⅠで真っ向勝負に行ったときには厳しいかもしれません。
ポップロックは上々のレースです。
最後は斤量もありましたし、切れ味の差が出た形。
この距離なら宝塚記念で着けられた差も詰められるでしょう。
デルタブルースは逃げたのは悪くないと思います。
が、この形になっても自分の動きたい時に動けないのは致命的でしょう。
休み明けだから、と言うかも知れませんが、使ったからといって良くなる馬では無いと思いますね。