全く想像もしなかった流れになりましたね。
エイムアットビップがちゃっかり中段で折り合っているのには驚きましたが、それでも流れが厳しくなったのは8枠の馬がポジションを取りに行ったからでしょうか。
スタートを決めた時のエイシンパンサー、と言いましたが、行かせるとこうなるから今まではゆっくり出していたということでしょうか。
トールポピーは厳しい流れになって、長い距離で牡馬相手に互角にやってきた経験が生きた形でしょうか。
まだまだ良くなるところがありそうな馬ですから、この先の成長も楽しみです。
レーヴダムールは、新馬戦よりも少しだけ気が入ったかな、という位に感じました。
流れが向いた形ではありますが、新馬戦同様の豪快な脚を見せてくれました。
こういういかにも変わって来そうな馬が思ったほど変わらないというのもよくあることですが、この馬はどうなるんでしょうか。
エイムアットビップはあの位置取りからも終いしっかり伸びてきました。
メンコが効いたのか、普段からの調教が実を結んだのかは分かりませんが見事な変わり身を見せました。
ただ、こうなるとちょっと魅力半減という感じもしないではないですが。
期待したラルケットは出遅れでアウト。
そのあとも中途半端に脚を使って追い上げたり、頭を上げたりとチグハグな競馬になりました。
ちょっとテンションが高いのが気になりましたが、この辺がこの時期の輸送競馬の難しいところでしょうか。
完璧な結果論ですが、前任者だったらどういう風に対応していたか。
流れが流れだっただけに見てみたかったですね。
珍しく8頭も出てきた関東馬ですが、いつも通りの競馬が出来たのは見せ場たっぷりだったカレイジャスミンとシャランジュくらいでしょうか。
いつの間にか朝日杯に牝馬も出られるようになったみたいですから、これからはそちらを目標にしてくる馬も増えてくるのかも知れません。