今年はファンタジーSの評価が微妙な感じがしますから、入ろうと思えばどこからでも入れそうな組み合わせでしょうか。
阪神マイルコースは改修して外枠の不利が無くなったと言われますが、実際には直線部分が長くなった分スローになることがほとんどですから、やはり外枠は行き切れない馬だと単純に外を回らされる分不利になることが多いように思います。
今回もエイムアットビップが速いペースで逃げないことにはそう速くはなりそうにありませんし、例えこれが行ったとしても、その後ろはそう速くはならないのかも知れません。
だからと言って、この時期のレースはまだ脚質の定まっていない馬がほとんどですから、どの馬が狙えるということでも無いんですけど。


要するに、好きな馬を買え、ということで、ラルケットに期待します。
新馬、特別と自在な競馬で連勝してきた馬ですからもう少し内枠を引くに越したことはありませんでしたが、極端なスローにならないことを祈ります。
1400mしか経験していないことも割引かも知れませんが、本質的に距離伸びるのがマイナスになるとも思えませんから、ここは目を瞑ります。
こういう、この時期で抜けた馬がいない年は、どうしても新馬からじっくり見て来ている馬に肩入れをしがちなので、自分は関東馬を選ぶことになることが多くなってしまいます。
輸送の不利も承知ですが、買わずに後悔するくらいなら…ということで。
ファンタジーS組は3頭ともほぼ互角くらいの評価。
スタートを決めた時のエイシンパンサーに最も魅力を感じますが、この外枠はキツイかもしれません。
エイムアットビップも少しだけペースを落とせれば、このコースですから十分残り目はありそうです。
長い距離で牡馬と互角にやってきたトールポピーももちろん圏内でしょう。
問題はスローになったときの瞬発力勝負でしょうか。
まだまだいくらでも気になる馬はいますから、パドックも見てじっくり考えたいですね。


一番人気のオディールのお母さんには、10年前のこのレースで手にしかけた馬券を寸前でかっさらわれた苦い思い出があります。
今年は、10年後に思い出を話せるような競馬が見られるんでしょうか。