ダイワスカーレットの戦線離脱は残念ですが、ドバイ帰りのウオッカは予定通りここに出てきました。
まず真っ先にしないといけないのは、そのウオッカの取捨。
そしてそれが最大のポイントになるのでしょう。


昨年ドバイ帰りのダイワメジャー安田記念を勝っていますが、この間隔での国内での出走は初めてでしょうか。
馬体を減らしてきたということですが、中間の写真を見てもやはり少し細く見えます。
このあたりパドックでチェックしたいところですが、例え少し細かったとしても、気持ちの強い馬ですから走ってしまうのかも知れません。
直前の追い切りはまずまずの感じ。
馬体を戻しながらの調整ということで、あまり強い調教はされていないようですが、このあたりがどう出るかというところでしょう。
最大の買いの材料はマイルということでしょう。
やはり能力全開はこの距離。
この距離なら折り合いを気にして抑え過ぎる必要も無いでしょう。
前走の競馬もここに繋がりそうです。
正直、この距離でこの相手なら、負ける姿を想像するのも難しいところでもあります。


前走男馬相手に好走のニシノマナムスメ
そこそこの位置取りから鋭い脚を使えるのも、府中のマイルにはピッタリの感じもします。
土曜の夜の雨がどの程度影響するかは気になるところです。
秋華賞以来のベッラレイアは強い調教をしていないのが気にはなりますが、直前の動きは上々。
鞍上が戻るのも楽しみです。
ブルーメンブラットはこのひとハロン延長は大きな壁という感じがするんですが…
京都牝馬Sでも数字的にはそれなりの脚は使っていますから、そう速くはならないでしょうし、位置取り次第では克服もあるのかもしれませんが。
ジョリーダンスは前走案外。
前走の条件は最適と思っていただけに物足りない感じでしたが、今回も得意の条件。
変わってくるのでしょうか。
ピンクカメオはこの条件で、馬体が絞れてきたら変わってこないでしょうか。
トウカイオスカーは昨秋この条件で連勝した時には、来年のヴィクトリアマイルは…と思わせましたが、その後は順調に使ってこられませんでした。
休み明けの前走はまずまずの競馬。
能力だけなら足りると思うんですが。


ウオッカの能力全開に期待します。