やはり、力がひとつ違いました。
ジョッキーも前回に続いて自信満々。
おそらく2着馬に丁度良い流れだったのでしょうから、それを大外に出して差し切るのは相当なものです。
外有利と言うところまでの馬場でもなかった筈ですし。
中2週でもしっかり調教を積まれて、更に輸送して馬体も増やしてくるというのは正に充実一途と言ったところでしょうか。
パドックを見た時点で、ちょっと負けそうにない感じでした。
秋にはどこで、どんな競馬を見せてくれるのでしょうか。
楽しみです。
スマイルジャックは正直この距離は長いのではないかと思っていましたが、今回は折り合いが付いて絶好の位置取りになりました。
ほぼ勝ったところを差し切られたのは相手が悪かったとしか言いようがないですね。
このスマイルジャックがしたような競馬を今回ブラックシェルがしてくれることを期待していましたが、1角の不利でアウト。
それでも折り合いを欠きながら最後は差を詰めてきましたから、力は見せました。
マイネルチャールズは何とか馬体はキープしてきて、パドックの気配も悪くは無かったように思います。
しかし前走といい、今回といい、ジョッキーは自信を持つのは良いですが、この馬自身の持ち味を忘れてしまったような乗り方だったように思います。
5着馬まで含めてこの辺りを見ると、やはり牡馬路線も皐月賞組に関しては力の差は無かったということでしょうね。
期待したアドマイヤコマンドはレース前に見せるテンションの高さがこの舞台でどう出るかという不安がありましたが、結果としてはそれが的中してしまったような気がします。
自分が中心に期待していたということもあったのかもしれませんが、いつもよりもテンションの高さが気になってしまいました。
道中は多少行きたがるようなところも見られましたが、まずまずの位置。
直線での動きは、この馬自身が苦しくて寄れたのか、内を突こうとして前を塞がれたのかは微妙なとことではありますが、立て直して更にそこから、という脚は残っていませんでした。
キャリア不足か、あるいは前走あたりがピークだったのか。
こういう馬に期待してしまうのは自分の悪い癖ではありますが、いずれにしてもまだまだ成長の余地が大きい馬ですから、秋にはまたディープスカイとの対戦が楽しみです。
サクセスブロッケンはやはりいきなりでは厳しかったですね。
パドックでは相変わらず美しい馬体を見せていましたし、これまでよりも歩様に柔らか味がある感じさえしました。
これはいきなり走られても…とも思ってしまいました。
今回は惨敗でしたが、またいつか芝での走りを見てみたいですね。
メイショウクオリアはレース前からあのテンションでは話にならなかったですね。
更に出遅れて全く競馬に参加することも出来ませんでした。


この日のもうひとつのハイライトは勝利騎手インタビューでした。
あの一言にはスカッとさせて貰いました。
レース同様、お見事でした。