馬場が悪くなりすぎましたね。
エイシンデピュティは馬場と展開を見方にした形ではありましたが、今期の充実振りがここでも通用するところを見せてくれました。
距離が微妙に長いかとも思われましたが、そこは馬場と展開でクリア。
秋の天皇賞も楽しみです。
メイショウサムソンは一旦下げて外に出すかたち。
もっと普通に前に行っていれば、とも思われますが、力自体が上であるところは十分に見せました。
直線の不利は痛いところでしたが、2走続けて同じ馬に不利を受けるというのはこの鞍上らしくないところでしたね。
インティライミは前走の負けかたがあまりにだらしなかったので軽視してしまいましたが、今回は道悪巧者振りを見せました。
そしてそれだけでなく、この父の産駒の特徴でもありそうですが、今回のように少し細く見せるくらいのときのほうが走るというところもありそうです。
自分には70k台の時のほうが馬自体は良く見えるんですが。
4歳3頭は、こんな馬場で経験の差が出たかたちでしょうか。
アサクサキングスは道中の行きっぷりからは、思ったより道悪もこなせるのか、とも思わせましたが、直線で追い出してからはやはり苦しいところを見せてしまいました。
元々が、菊花賞でも天皇賞でも、追い出したときに寄れるようなところは見せていましたが、いつもならそこから立て直した後はまっすぐ走るところが、今回は更にもう一度、という感じでした。
鞍上も毎度毎度では困りますね。
期待したアルナスラインは、道中の走りは問題ないように見えましたが、勝負処で外から来られたところからは一緒に動いて行けませんでした。
道悪に多少の不安はあったものの、ある程度の馬場なら何とかしてくれるとも思ったんですが、ちょっと悪くなり過ぎましたね。
まだまだ強い馬との対戦が少ない馬ですから、これからまだまだ強くなって行ってもらいたいものです。
そういう意味ではロックドゥカンブは残念。
流れから考えれば負け過ぎなので、何かあったのかとは思いましたが…
もっともっとその走りを見たい馬でした。