またしても雨。
今年前半のGⅠは最後まで馬場に悩まされることになりそうです。


メイショウサムソンは馬場不問。
前走で久々に勝負根性を見せましたが、この2週の調教も抜群に良く見せました。
3200mで復調気配を見せたとは言え、適性はやはりこの辺りの距離。
今回は迎え撃つ立場でしょう。
対する4歳勢は、アサクサキングスが前走完敗の形。
今回は人気が逆転するとは言え、レース運びからすればやはり目標にされることには変わりは無さそうです。
ところでこの馬、距離の適性は本当に長距離にあるのでしょうか。
確かにこれまでのレース振りから言えばそんな感じもしますが、母系を考えればちょっとそれも不思議な感じもします。
折り合いが付いて安定したレース運びが出来る分、長距離で他の馬に対してアドバンテージがあるのは確かですが。
道悪は良く無さそうです。
ロックドゥカンブは休み明けの前走ではちょっと物足りない印象を受けましたが、叩いての上積みは大きそうです。
今回は積極的な競馬になるんでしょうか。
上の世代と互角にやれるのは、有馬記念で示し済みです。
道悪は500万下で強い勝ち方をしていますが、このメンバー相手ではどうでしょうか。
アルナスラインは前走はハンデと展開もあって負けましたが、2走前が相手が弱かったとは言え強さを見せました。
この時点で、宝塚はこれか、と思わせました。
前が積極的に動きそうな流れも向きそうです。
道悪はどうでしょうか。
そう苦にするようなイメージもありませんが。


上位人気が積極的な競馬をしそうですから、穴なら後ろかとも思いますが、この辺も道悪がどう出るか。
アサクサキングス辺りが馬場を気にして動けないようなら、やはり前、ということもあるのかも知れません。
逃げそうなエイシンデピュティ、適距離に戻って自分から動けた時のアドマイヤフジ辺りにも注目したいところです。