スティルインラブが死んでしまいました。
早過ぎますよねぇ…


あの年はアドマイヤグルーヴと心中した牝馬クラシックでした。
どうにも力を出し切れない歯痒いアドマイヤグルーヴに対して、「いつも上手に競馬をするなぁ」というのが、春の時点でのこの馬の印象でした。
しかし3冠目の秋華賞では、文句無しの完勝。
ようやくアドマイヤグルーヴが一矢を報いたエリザベス女王杯でも、直線半ばでは完敗の雰囲気も最後まで食い下がった、スティルインラブの方に寧ろ強さを感じました。
古馬になってからはキッチリ逆転されて、この馬自身活躍することも出来ませんでしたが、やはりもう燃え尽きてしまっていたんでしょうか。


牝馬の場合は、ある意味牡馬以上に、どんな仔を出してくるのかを待つのが競馬の大きな楽しみのひとつだと思うんですが…
期待を裏切られることの方が圧倒的に多い部分でもありますが、唯一頭残された彼女の仔はどんな姿を見せてくれるのでしょうか。