毎年この時期になると、サイレンススズカのことを思い出します。


あの天皇賞
いつもならゴール板前でレースを見るところを、あの時は「この辺で勝負は付いてるだろう」と思って、残り200m辺りに陣取っていました。
あの瞬間。
自分の周りに悲鳴ではなく、歓声を上げていた人たちが少なからずいたことは、忘れることは出来ません。


あの後、ジャパンカップで…アメリカで…
彼が見せてくれたであろう走りに、思いは尽きません。


ディープインパクトという馬に出会った現在、武豊サイレンススズカのことをどう評するのかを聞きたいと思っていました。
最近、ある雑誌のサイレンススズカの記事の中に、武豊に対するそんな質問がありました。
彼の答えは「理想のサラブレッド」


サンデーサイレンスの…」という括りのいらない、特別な馬でした。