土曜から。
ファルコンSはダノンゴーゴーが見事に追い込みを決めました。
前走1200mに距離を戻して、やはりこの距離というところを見せていましたが、ここも快勝。
このあとは再び距離を延ばしてということになるのでしょうが、そうなると終いに徹して展開次第ということになりそうです。
マルブツイースターは、クロッカスSを勝った時には「今さら?」と思いましたが、なるほど短距離なら安定してますね。
57kを背負ってのこの2走は立派です。
ルルパンブルーもこの距離なら男馬相手にもやれるところを見せました。
展開を考えれば強い競馬です。
このレースはやはり、この距離なら、とマヤノベンケイに期待しましたが、大外から中途半端な競馬で外を回り続けて伸び切れず。
確かに大外に入った時点で不利ではありましたが、追ってどうこうという馬では無いだけに、もっと思い切って行ってもらいたいものでした。


アネモネSソーマジック快勝。
外を回って中々強い競馬でしたが、先行総崩れの流れも向いた感じ。
本番は相手も違いそうです。
断然人気のブーケフレグランスは良いところ無し。
前走の2着がかなり評価されていたようですが、そのレースでも逃げる形になってしまったのは気になっていました。
それまでも掛かるところのある馬でしたが、このレースでもやはり行きたがるところを見せました。
減ってきた馬体も少し寂しく見えました。
この血統だけに人気になるのは仕方ないところですが、まだまだ本格化は先のような気がします。
前走よりは落ち着いている感じのしたラルケットに期待しましたが、やはりレースに行くと我慢が効きませんでした。
それでも4角の手応えからは伸びそうな感じもしましたが、止まってしまいました。
単純にこの距離は長いのかもしれません。


日曜から。
フィリーズレビューマイネレーツェルが鮮やかに差し切り。
前日のファルコンSに出ていれば頭から狙いたいくらいの馬でしたが、距離が延びると結果が出ていませんでした。
流れが向いたとは言え、内で上手く立ち回ったベストオブミーに大外から届いたのはお見事でした。
そのベストオブミーは最高に上手く乗られて嵌ったかと思いましたが…
それほどペースは速くないように思いましたが、馬場のわりに速かったのか、あるいは掛かりながら先行したクチが流れを厳しくしたのか、先行馬は総崩れ。
そんな中、期待したビーチアイドルは先行馬の後ろで上手く脚を溜める形。
直線で抜け出した時には勝てたかと思いましたが、最後止まってしまったのはやはり差しの流れだったということでしょう。
JFで一番内容のある競馬をしたと思っているエイムアットビップの復帰戦に注目していましたが、中間の熱発の影響が懸念された通り、10k増は太かったのでしょう。
それにしてももう少し格好をつけてもらいたいところでした。
本番での巻き返しがあるかどうかは、この後の調整過程で判断したいところです。


中山牝馬Sは期待したヤマニンメルベイユが快勝。
この条件でこのハンデならやはりやれますね。
しかし2着のマイネカンナには驚きました。
4角では後ろはもう無いと思ったんですが…
ハンデも効いたのでしょうが、4角で外に出すところで少し脚が溜まった感じも良かったのでしょうか。


サンシャインSはホクトスルタンがこの鞍上らしい競馬で復帰戦快勝。
しかし、ここから天皇賞は間に合いませんかね。