フラワーCはブラックエンブレムが逃げ切り。
多くの人がここの勝ち方次第では桜花賞でも、と思っていたのだと思いますが、この勝ち方は微妙です。
逃げざるを得なかったのは本番へ向けて不安材料になりますが、それでいて道中絡まれながらも逃げ切った辺りはそう楽な競馬では無かったとも言えます。
この競馬からも距離短縮は良さそうですし、本番のコースを考えれば前で競馬ができるのも悪い材料ではありません。
輸送もありますから、調整過程にも注目したいところです。
レッドアゲートパドックを見て、こりゃ良い馬だ、と思いましたが、思い返せば新馬戦でも本命にしていました。
桜花賞へは足りないようですが、府中での競馬が楽しみです。
シングライクバードは追い込み届かず。
下手に賞金を増やして桜花賞に色気を出すよりは、これでオークス一本で行ってくれそうなのは何より。
このレースで期待したマイネウインクはジョッキーが上手に乗ってくれて、直線でも2着はあるのかと思わせましたが伸びきれず。
完全に力負けの感じですが、内容的には納得の4着。


若葉Sは期待したノットアローンが逃げ切り。
小倉での500万勝ちが印象に残りますが、現状この形が良いということでしょうか。
ダンツウィニングは前2走ほど溜めることなく積極的に動いていく競馬。
この馬辺り、まだ底が見えない感じもしますから、本番でもどんな競馬をするか注目が必要かもしれません。
キングスエンブレムは全く反応なし。
ちょっと使い過ぎの感じもしますが、この時期に落ちていくとしたらお兄さんと一緒ですね。


スプリングSはまたしても悩ましい結果。
スマイルジャックは体が絞れて良くなってきたのか、やはりこの馬でも足りてしまうのか。
いずれにしても、流れが向いたことは否めません。
フローテーションは、減った体はやはり細く見えました。
最高に乗られてこの結果ですが、あの体からは、もう一丁、という感じはしませんね。
ショウナンアルバはやはりと言うか、今回は抑え切れませんでした。
ハロンの延長はどうでしょうか。
ドリームシグナルは上手く流れに乗っていましたが、あそこから伸びないのはやはり距離ということでしょうか。
ここは、中山は向かないかな?と思いつつ、更にその先の府中への期待も込めてアルカザンに期待しましたが、やはり…という感じの結果。
それでも4角の手応えからはズブズブかとも思いましたが、最後までしぶとく伸びてきていました。
府中での走りが楽しみです。


阪神大賞典アドマイヤジュピタが瞬発力勝負から突き抜けました。
正直、血統からも馬体からもこの距離が良いとは思えませんが、あそこで折り合いが付くのであれば、スローになりやすいこの距離も寧ろ好走の可能性は高くなると言えるかも知れません。
しかしながら、そんな勝負にはしたくない馬があれだけ人気になりながら結局はこの結果というのが、毎度のことではありますが…
ポップロックは道中力みっぱなし。
メルボルンCでの2着はありますが、あれもデルタブルースが勝つような競馬ですからね。
国内の競馬なら、2400m辺りの方が流れは向くと言うことでしょうか。
アドマイヤフジもやはり瞬発力勝負にはしたくないクチ。
それがあの位置取りでは。
そもそもこの距離で良いというイメージもありませんが。
このレースはしつこくトウカイトリックに期待しましたが、出遅れ。
途中から動いていきましたが、どうせなら一気に行ってしまえば…と思ってしまうのはやはり見てるだけの者の勝手でしょうか。
本番はメイショウサムソンが出てくるかどうかで、レースの内容が全く違うものになりそうです。